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(元メガバンク出身)創業融資専門家が教える!<起業家にはぜひ知って欲しい>「企業理念」を作る際の3つのポイント!

こんにちは、(元メガバンク出身)創業融資専門家の宮谷祐史です。 これから起業する方にとって重要な要素の一つが「企業理念」を作ることです。企業理念を明確にすることで、会社をどのような方向で経営しているのかを外部にアピールすることができるためです。しかしながら、ゼロから企業理念を作っていくのは中々骨が折れるもの。そこで今回は「企業理念」を作る際の3つのポイントについて解説していきます。本記事を見ることで、スムーズに「企業理念」を作ることができ、自社の理念を明確に外部に発信できるようになります。 宮谷祐史

企業理念とは

企業理念とは会社の存在意義や目的を明確にした不変的な価値観や理念のことです。
創業者の想いが込められており、会社のアイデンティティともいえるでしょう。
代表的な企業理念は下記の通り。
・Amazon
「地球上で最もお客様を大切にする企業」
・オリエンタルランド(ディズニーランド)
「自由でみずみずしい発想を原動力に すばらしい夢と感動 ひととしての喜び そしてやすらぎを提供します。」
Amazonは企業理念の通り、素早い配送や柔軟な返品対応、安い価格帯での商品提供など顧客を非常に重要視した対応をしていることで有名ですね。
オリエンタルランドは様々なアトラクションを提供し続け、すばらしい夢と感動を与え続けてくれます。
このように、企業は企業理念に基づき経営をしていきます。
良い企業理念を作ることで外部に対して有効的なアピールをできるので、起業をするうえで、非常に重要な要素といえるのです。
ただし、いきなり企業理念を作るとはいっても、簡単にはいかないですよね。
そこで企業理念を作る際は、下記の3つのポイントに注目してみましょう。

5つの要素を意識する

企業理念は下記の5つの要素で構成されています。
①MISSION・・果たすべき使命。どのような社会課題を解決させていくのか
②VISION・・実現したい未来。MISSIONでどのような未来を実現したいか
③VALUE・・価値や強み。自社独自の強みや価値
④SPIRIT・・精神。従業員がどのような志を持って働いていくか
⑤SLOGAN・・合言葉。会社のあり方を関係者に伝えるための言葉
これら5つの要素を考えることで、自社の企業理念が具体的に見えてくるでしょう。

簡潔にまとめる

企業理念は簡潔にまとめる必要があります。
企業理念が長すぎると相手の心に響きにくく、結局何を目的としているのかわかりにくくなるためです。
上述のAmazon、オリエンタルランドのように、1~2行程度で簡潔にまとめることをおすすめします。

共感できる内容にする

企業理念は分かりやすく、なおかつ共感できる内容でなければなりません。
企業理念とは創業者のための理念ではなく、外部にアピールするための理念のためです。
自分が満足する理念を作るよりも、第三者が聞いて共感できる方が重要なのです。
企業理念を最終的に決定する前に、社員や共同経営者などに共感できる内容かを相談してみることをおすすめします。

まとめ

今回は企業理念を作る際に重要な3つのポイントというテーマで解説させていただきました。
ポイントは下記の3つです。
・MISSION、VISION、VALUE、SPIRIT、SLOGANの5つの要素を考える
・簡潔にまとめて、1~2行程度にする
・共感できる内容にする
良い企業理念を作ることは、良い企業を作る上での第一歩です。
ぜひ本記事を参考にして、企業理念を作ってみてください。

いかがでしたか。
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