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(元メガバンク出身)創業融資専門家が教える!融資審査の超重要ポイント自己資金を増やすための3つのポイント

こんにちは、(元メガバンク出身)創業融資専門家の宮谷祐史です。 融資審査の際に、重要視されるポイントの一つに自己資金があります。自己資金が多ければ多いほど融資審査では有利になるため、審査前に十分な自己資金を保有しておくことが好ましいです。しかしながら、自己資金は単純に増やせば良いというものではありません。そこで今回は自己資金を増やすための3つのポイントについて解説していきます。

最も良いのは給与から毎月貯蓄する

最も好ましい自己資金の増やし方は、給与から毎月堅実に貯金をすることです。
毎月しっかり貯蓄することで、起業に向けてしっかり準備をしてきていると評価され、計画性の高い人というように判断されます。

おすすめなのは起業時に必要な資金を予め算出し、そのために毎月いくら貯金する必要があるのかと逆算する方法です。
例えば、起業する3年後に100万円の資金が必要な場合、毎月約2.8万円(100÷36か月)の貯金をするといった形です。
事前の計画通り貯金ができている場合、お金を貸しても計画通りに返済してくれる可能性が高いと判断され、融資審査にプラスに働きます。
自己資金を増やすには、給与から毎月コツコツ貯金しておくことをおすすめします。

親族からの借入も好意的に

両親や兄弟などの親族からの借入に関しても好意的に見られるケースが多いです。
親族からの借入は返済や返済期間が柔軟で、事業を応援してくれる環境が整っているということの証拠にもなるためです。
給与からの貯金で、融資審査までに十分な自己資金を用意できない場合、親族から借入できないか検討してみることをおすすめします。

親族からの借入の注意点として、融資直後に借入金を返済するという「見せ金」の場合は否決になる可能性が高いです。
一時的ではなく、長期的に借入する前提としましょう。

消費者ローンは絶対にやめる

消費者ローンやカードローンなどの借金を使って、自己資金を多く見せるというのは絶対に避けましょう。
金融機関は融資時にCICと呼ばれる情報機関に融資状況を必ず確認します。
他社からの借入がある場合、100%ばれてしまいます。
融資審査前に他社からの借入はできる限り返済する、もし返済できなさそうな場合は正直に申告するという点を心がけましょう。

まとめ

今回は自己資金を増やすための3つのポイントについて解説してきました。
ポイントは下記の通り。
・給与から計画的に貯金するのがベスト
・親族からの借入も好意的に判断される
・消費者ローンなどの他社からの借入は絶対にやめる

自己資金は融資審査時に最も重要な要素の一つとなります。
単純な金額だけではなく、どうやって自己資金を貯めたのかという点も重要視されます。
見せ金を避け、毎月の積み立てや親族からの借入で準備しておきましょう。

いかがでしたか。

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