【永久保存版】会社設立で成功する人の特徴3選
こんにちは、(元メガバンク出身)創業融資専門家の宮谷祐史です。起業した方にとって、どうやって事業で成功するかというのは共通の課題ですよね。やってみなければ分からないと考えている人もいると思いますが、実は会社設立で成功する人には共通点があることが多いです。そこで今回は会社設立で成功する人の特徴3選について紹介していきます。 |
前職の知識・経験・人脈を活かせる事業内容を行う
会社設立で成功する上で最も重要な要素に、起業する業種が前職の知識・経験・人脈を活かせる事業内容かどうかです。
2020年度版中小企業白書によると、「起業した事業の成果が得られている要因」の最も大きな割合を占めるのが「過去の経験や人脈」で46.3%でした。
また、日本政策金融公庫総合研究所の資料である「開業者の斯業経験と開業直後の業績」によると開業前に同一業種で業務経験を積んでおくと、開業後に成功しやすいという調査結果があります。
そのため、会社設立する際は過去の知識・経験・人脈を活用できる業務経験のある業種を選択するのが良いでしょう。
顧客・販路の開拓をしている
新規開業者向けにアンケート調査を実施した日本政策金融公庫の2022年度新規開業実態調査によると、『顧客・販路の開拓』が「現在苦労していることの1位(47.7%)」「開業時に苦労したことの2位(47.4%)」となっていました。
裏を返せば事前に顧客・販路を確保することで、会社設立の成功確率が上がるということです。
前職の人脈を活用した営業やマーケティング能力の向上、ECなどの販路拡大など顧客・販路拡大に向けた取り組みを事前に行っておきましょう。
十分な自己資金を貯めている
十分な自己資金を貯めているかというのも開業で成功する大きなポイントです。
2022年度新規開業実態調査によると、『資金繰り・資金調達』が「現在苦労していることの2位(35.9%)」「開業時に苦労したことの1位(57.1%)」となっていました。
半数以上の新規開業者が開業時の資金調達に苦労しているという調査結果となっています。
そのため、資金調達に苦労しないような体制を開業前に整えておく必要があります。
開業時の資金調達に最も重要なのは自己資金をしっかり貯めておくことです。
自己資金を貯めていれば、運転資金や設備投資にも活用できますし、創業融資審査でもプラスに働きます。
想定外のことでキャッシュアウトしたり、運転資金が足りなくなったりしないように自己資金を十分に貯めておきましょう。
まとめ
今回は会社設立で成功する人の特徴3選を紹介しました。
起業で成功する人の主な特徴は下記の3つです。
・事業内容を過去の経験や人脈を活かせる内容にしている
・『顧客・販路の拡大』の対策を事前に行っている
・自己資金を十分に貯めておき、資金調達に困らない体制を整えている
これから起業する方はこれらを意識することで会社の成功確率を高めることができますので、ぜひ参考にしてみてください。
いかがでしたか。
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