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<会社設立する前に知っておいて欲しい>会社が「倒産」する理由

こんにちは、(元メガバンク出身)創業融資専門家の宮谷祐史です。 起業家にとって、最も重要視すべきことの一つに「会社を倒産させないこと」があります。しかしながら、会社が倒産する理由をしっかりと理解していないというケースも少なくありません。そこで今回は会社が倒産する理由と倒産させないための対策というテーマで解説していきます。

会社が倒産するというのはキャッシュが尽きるということ

会社が倒産するというのはキャッシュが尽きて、資金繰りができなくなったことを指します。

買掛金の支払いができなくなったときや、借入金の返済ができなくなったときなど、取引先への支払ができなくなることを倒産といいます。

ですので、赤字続きや過剰な借金がある場合でも十分な現預金があれば倒産することはありません。

反対に黒字続きでも未回収の債権が多く、手元に現預金がなくなってしまった場合は倒産になります。

会社が倒産する主な5つの理由

会社が倒産する理由は主に下記の5つです。

・キャッシュフローを考えない経営を続ける

・顧客ニーズや市場環境の変化を把握できていない

・採算性を考慮しない大型投資を行う

・販路を確保できていない

・過去の成功体験を引きずる

一般的に、成功するパターンは様々で定跡はないとされていますが、失敗するパターンは再現性が高いとされています。

経営の3大要素である「ヒト・モノ・カネ」のどれか、または複数に問題があり、倒産することとなります。

倒産しないためには、倒産する理由を把握した上で対策をしていく必要があります。

倒産を防ぐための2つの対策

倒産を防ぐためには「キャッシュを潤沢に持つ」「事業計画を念密に策定する」という2つの対策が重要です。

前述の通り、会社というのはキャッシュが不足することで倒産します。

銀行からの借入や投資家からの投資を受けることでキャッシュを潤沢にするというのが重要です。

事業計画書を念密に策定するというのも倒産を防ぐ上で重要です。

しっかりとしたマーケティングや投資計画を行い、数値化することでキャッシュフローがどのように動いていくか分かり易くなるためです。

事業計画を策定しておくと、失敗したときのリカバリーも対応しやすく、また金融機関からの印象も良くなります。

自社の経営をしっかり把握する上でも、事業計画の策定はしておきましょう。

まとめ

今回は会社が倒産する理由と対策について解説してきました。

会社経営は途中まで上手くいっていても一度風向きが変わると、倒産危機に陥るということは少なくありません。

潤沢な資金と念密な事業計画の策定を行い、倒産しないようにしっかりとした対策を行いましょう。

いかがでしたか。

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