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(元メガバンク出身)創業融資専門家が教える!<詳しく教えて!>YouTuber開業の資金調達について

こんにちは、(元メガバンク出身)創業融資専門家の宮谷祐史です。YouTuberとしてこれから開業を考えている方もいらっしゃいますよね。
そこで問題となるのがどのように資金調達をするかという点です。YouTuberも様々な費用が発生するため、自己資金が少ない方にとって資金調達は必須といえるでしょう。そこで今回はYouTuberの資金調達の方法について解説していきます。

YouTuberの主要な費用

資金調達を検討する前にYouTuberとして開業するなら、どのくらい資金が必要かという点を確認しなければなりません。
YouTuberの主な費用は下記の通り。
・カメラ

・ライト

・パソコン

・編集ソフト

・外注費(イラスト・編集・加工など)

・交通費(レンタカー・電車代・自家用車のガソリンなど)

・事務所家賃

・光熱費

・通信費

・広告宣伝費

簡単に開業できると思われがちですが、YouTuberは意外と費用がかかります。
パソコンは低スペックのものであれば編集がやりにくくなりますし、カメラも安いものであれば綺麗に動画を取ることができません。
設備に一定以上の金額がかかるため、最低でも200万円以上の資金を準備しておく必要があるでしょう。

YouTuberの資金調達方法3選

YouTuberの資金調達方法は下記の3つがおすすめです。

・日本政策金融公庫
・信用保証協会付き融資
・親族・友人・知人からの借入

最もおすすめなのは日本政策金融公庫の創業融資です。
日本政策金融公庫は政府系金融機関で、創業を推進している金融機関であるという特徴があります。
民間の金融機関よりも有利な条件で借りられることが多く、創業者でも融資を受けやすいです。
まずは、日本政策金融公庫に相談してみることをおすすめします。

信用保証協会付き融資は、信用保証協会に保証人となってもらい、民間の金融機関から融資をしてもらう融資制度です。
民間の金融機関は貸倒リスクが高い創業者の融資には積極的ではありません。
しかしながら、信用保証協会が保証人となることで、貸倒リスクを抑えることができるため、
創業者に対しても融資を行うケースがあります。
一方で、信用保証協会付の融資は金利とは別に信用保証料が必要になるため、プロパー融資よりも高くなりやすいため、注意しなければなりません。

親族・友人・知人からの借入から借入するというのも一つの手です。
ですが、トラブルになりやすい資金調達方法でもあります。
金利や返済期間などを明確化した金銭消費貸借契約書を作成しておいた方が良いでしょう。

YouTuberとしての資金調達は難しい。審査を通りやすくする方法とは?

YouTuberは資金調達がしにくい業種です。
新しい業態であることや、収入の見込みが立ちにくいこと、収入の不安定さなどが主な要因です。
「YouTuberとして開業します」といって、金融機関にいっても難色を示される可能性は高いでしょう。

そのため、YouTuberとして開業するのではなく、集客の手段としてYouTubeを利用するといった方が審査に通過しやすくなるでしょう。
例えば、税理士の方がYouTubeを始めて、視聴者の中から顧問契約を狙う。通販事業の商品の説明をYouTubeでするなど。
本業を別の業態で開業すると説明し、集客のためにYouTubeを利用するとした方が審査に通過しやすくなるでしょう。

まとめ

今回はYouTuberとしての資金調達方法について解説してきました。
YouTuberは審査に通りにくい業態ですので、説明の仕方や事業計画の策定の方法などはコツが必要です。
事前に専門家に相談することをおすすめします。

いかがでしたか。

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