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<詳しく教えて!>創業融資審査の面談ではどんなことを聞かれるの?

こんにちは、(元メガバンク出身)創業融資専門家の宮谷祐史です。融資交渉の場で、用意しておくと便利な書類に資金繰り表があります。資金繰り表は自社の経営管理に役立つのはもちろんのこと、融資交渉の場でも非常に有効的な書類となります。今回は資金繰り表で融資交渉を有利にすすめられる理由について解説していきます。

創業融資の面談にこれから臨もうとしている方にとって、どんなことが面談で聞かれるのかは気になるところですよね。
事前に聞かれる内容をある程度推測できていれば、十分な対策ができます。
審査に通過する可能性も高まるでしょう。
そこで今回は創業融資審査の面談で聞かれやすい質問を4つ紹介していきます。

創業動機と理由

どうして起業することにしたのか?というのは最も定番な質問の一つです。
創業者の人間性を図るため、事業を継続させていくだけの強い想いがあるかを確認するためが主な質問の意図です。
回答のポイントとしては「ネガティブな印象を与えないこと」「過去の経歴と一貫性を持たせること」を意識しましょう。

事業経験(斯業経験)

創業する事業と同じ業種での事業経験のことも聞かれる可能性が高いです。
公庫の中では斯業経験と呼ばれており、斯業経験がある人の方が成功する可能性が高いとされているためです。
創業する事業で、過去の経験がどのように活かせるのかをアピールしていきましょう。

自己資金の確認

自己資金の金額、内容についても聞かれる可能性が高いです。
自己資金は最低でも1/5以上あることが望ましいです。
自己資金が少ないと準備不足の印象を与えてしまうため、必ず準備しておきましょう。
しかしながら、自己資金を多く見せるための目的で親族などからお金を借りて、融資が下りたら返済するいわゆる「見せ金」は絶対にやめましょう。
面談ではどのように自己資金を貯めたかということは確認されます。
見せ金は金融機関を騙す行為となるため、使った時点で審査に通過するが難しくなります。
必ず創業前に自分でコツコツ貯めたお金であることをアピールしましょう。

収支計画

創業計画書の中にある収支計画についても聞かれます。
創業計画書では1ヶ月の売り上げや原価、費用、利益などを書かなければなりません。
それぞれの数値について、どういった根拠で算出したのか必ず答えられるようにしておきましょう。
算出する際にも、「競合店の顧客数を実際に調べる」、「市場規模を調べる」、「商圏での実際のターゲット層の人数を調べる」など必ずエビデンスとなる数字を集めておくことをおすすめします。

まとめ

創業融資面談で聞かれやすい質問は下記の4つです。
・創業動機や理由
・斯業経験の有無
・自己資金の有無
・収支計画の内容

創業融資面談ではそこまで難しい質問は聞かれません。
しっかり準備をして、創業融資を勝ち取りましょう。

いかがでしたか。

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