創業計画書でつまずかない!予想損益の考え方と作成のコツ
| こんにちは、税理士の定本です。創業融資では、決算書がない創業者にとって「創業計画書(予想損益)」が審査の要です。 金融機関はこの書類をもとに、必要資金と調達方法、そして返済可能性を見極めます。 日本政策金融公庫には創業計画書や月別収支計画書の様式・記入例、売上計算の参考資料、セルフチェックリストが公開されており、活用が有効です。 | ![]() |
まず押さえるべき二つの視点(資金計画と収支計画)
(1)何にいくら必要で、いくらをどう調達するか(資金計画)
(2)無理なく返済できる利益構造か(収支計画)
創業計画書の目的はこの二点を明快に説明することです。設備・保証金などの初期投資と、家賃・水道光熱費などの毎月費用を整理し、自己資金と借入の組み合わせを設計します。
収支では「利益>返済額」を満たすかを確認し、特に売上計画の根拠説明が重要になります。
予想損益の作り方(ステップとコツ)
(1)初期投資と固定費を先に洗い出す
予測される毎月の費用を洗い出します。設備導入がある場合は減価償却費を計上する点に注意。
(2)売上計画は「費用→売上」の順で現実的に
毎月の費用水準を踏まえ、どの顧客に何をどう売るかを数字に落とし込みます。例えば、店舗・ECなど販路別に分解して推移を示すと説得力が増します。
(3)原価と在庫の整合をとる
在庫が発生する業態では、棚卸の表現漏れがないよう注意します。
(4)資金繰りと連動させる
損益計画はもちろん資金繰り計画が重要となります。金融機関としては、融資した資金が問題なく返済できる計画になっているか?を重視されます。
審査で嫌われるNGと、好まれる計画
①NG例
・売上や費用が通年で一定のままなど現実味に欠ける数字
・在庫があるのに棚卸が表現されていない
・大きな投資がないのに初年度から営業利益が黒字化していない
②好まれる工夫
重要科目(広告宣伝費、支払手数料など)の追加や、販路別売上の内訳提示、月次での黒字化時点(例:毎月◯◯万円で黒字化)の明示は評価につながります。数字の根拠を、見積書、相場、統計、過去経験などで説明できるよう準備しましょう。
日本政策金融公庫の様式・参考資料
「各種書式ダウンロード」には以下が公開されています。
①創業計画書と業種別の記入例
②【参考】売上高等の計算方法
③【参考】創業計画書セルフチェックリスト
④月別収支計画書(記入例)
これらの資料を参考にすることで、金融機関の見るポイントを外さない計画に近づきます。
弊社の伴走内容(予想損益×資金繰りを一体設計)
当事務所では、創業計画書の要となる以下を中心に支援します。
①予想損益の設計:固定費の棚卸、販路別売上の積み上げ、原価・減価償却の反映
②資金繰り計画:月別収支計画書と資金繰り表の作成、入金サイトを踏まえた運転資金の確保案
③書式対応:公庫の創業計画書様式への落とし込み、記入例・セルフチェックに沿った体裁整備
④根拠資料の整理:見積、契約、通帳、相場データの添付方針
予想損益は「資金計画(何にいくら・どう調達)」「収支計画(利益で返済を賄えるか)」を月次で具体化する作業です。
初期投資・固定費を先に固め、販路別の売上を現実的に積み上げ、原価と在庫の整合をとる必要があります。
弊社が予想損益と資金繰りを一体で設計し、創業計画書に落とし込むまで伴走します。
最初の一枚を正しく作り込み、審査に強い数字で創業の一歩を確実に。
いかがでしたか。
弊社では「融資申込時のアドバイス」を行っております。
そのほか「金融機関への紹介」「法人設立サポート」「経理代行サービス」にも力を入れております。
また弊社K&P税理士法人は認定支援機関に認定されておりますので、安定したサポートを提供させて頂きます。
初回無料相談ですので、尼崎、西宮、伊丹、宝塚、大阪市西淀川区などの阪神間の起業家の方は、お気軽にご相談下さいませ。
